2013年11月4日月曜日

個展「汝自身を知れば知るほど青二才」終了
















                                        







                                  
個展、終了しました。
会期中、お越し下さった皆様、有り難う御座いました。
多様な人々や価値観が行き交う場所で、頂いた沢山のご意見、今後の貴重な財産となりました。



今回の展覧会では、人間を超えた何者かへの祈り、あるいは反発、この自らに内在する相反する思いをもとに表現した作品を発表しました。

その昔、ソクラテスはデルフォイのアポロン神殿に刻まれていた「汝自身を知れ」という言葉を「自らの無知を自覚せよ」と解釈したと言われています。出品作の《汝自身を知れば知るほど青二才by 如来くん》は、悟りを開いたはずの如来が自らに疑念を持ち、現代の学校に通い、倫理の教科書を読んで「無知の知を知る」という重たいギャグがテーマとなっている作品です。






また、土地蔵(どじぞう)と自ら名付けた祈りの像は、信仰から離れて生きる現代の私が、土の可塑性に身を委ねながら、手探りで生み出した祈りの対象とも言えます。






土地蔵(肆佰伍拾伍)


土地蔵 小(弐拾玖)






私が己の文字を刻み記すのは、思考の過程にある〈目的の尊厳〉を、誰よりも求め続けるからだIX

《私が己の文字を刻み記すのは、思考の過程にある〈目的の尊厳〉を、誰よりも求め続けるからだIX》は、自らの思考を最も崇高なモノとして捉え、自身しか解読することができない文字を記し、他による救済を否定する強いエゴに基づいた表現です。この文字の作品シリーズでは他者を理解するためのコミュニケーションツールとしてではない、文字のあり方を模索しています。


《Mr.ドクニンジンの僕だって一人でラジオ進行できるもん♪》は、死後の世界よりソクラテスと名乗る男がラジオ放送をしているというもので、会場に5分間隔で流れるようになっています。放送では、自ら死を受け入れてしまった人間には良く生きるチャンスすらないということを死んでから気づいたという後悔などが赤裸裸に語られています。



Mr.ドクニンジンの僕だって一人でラジオ進行できるもん♪

《汝自身を知れば知るほど青二才by 如来くん》は、教科書を通しソクラテスに思いを馳せ、《Mr.ドクニンジンの僕だって一人でラジオ進行できるもん♪》では、リスナーの投稿により地上の世界に戻った如来くん(仏陀)のことを知り、死後の世界から如来くんにエールを送るという架空の設定によって、両者の思考が交錯する構成となっています。



学ラン持参で如来くんと撮影をして下さったお客様、とんがりコーンをくれたお客様、一生忘れません♪
素敵な出会いの数々に感謝しております。




2013年9月27日金曜日

個展|汝自身を知れば知るほど青二才


石山哲央 個展 
汝自身を知れば知るほど青二才

会期:2013年10月25日(金)〜30日(水)
時間:12:00~20:00(最終日水曜は17:00まで)
会場:新宿眼科画廊(スペースS)
http://www.gankagarou.com


人間を超えた何者かへの祈り、あるいは反発、この自らに内在する相反する感情を元に表現した
作品群を発表します。


その昔、ソクラテスはデルフォイのアポロン神殿に刻まれていた「汝自身を知れ」という言葉を「自らの無知を自覚せよ」と解釈したと言われています。


出品作の一つは題して《汝自身を知れば知るほど青二才by如来くん》。悟りを開いたはずの如来が自らに疑念を持ち、現代の学校に通い、倫理の教科書を読んで「無知の知を知る」という様をユーモラスに表現しました。


在廊日については決まり次第、ツイッターなどで連絡させていただきます。
https://twitter.com/ishi8ma

どうぞ宜しくお願い致します。






                         
Photo : MATSUBARA Yutaka




2013年9月18日水曜日

ワンちゃんの展示






























9月14、15日に行われた京都同時代学生陶芸展での展示の様子です。

予定では会期は14日から16日の3日間となっていたのですが、16日は天候等の諸事情により中止となりました。

お越し下さった皆様、有り難う御座いました。






2013年8月23日金曜日

2013/8/23

                       

  
Photo:MATSUBARA Yutaka



最近、お祈りしながら、アイスノンで頭を冷やして寝ていますww

お祈りしながらというのは冗談ですが、夜はいろいろと考えずに、ひんや~り、じんわ~~り
夢の世界に旅立つのが良いようです♪

現在、個展などのいろいろな準備を進めております。

また、後日、近況をアップ予定です。


2013年6月21日金曜日

FA-073

先日、伊勢メガネというメガネ屋さんに行ってきました。

勇気のいる選択でしたが、思い切って一番奇抜だと思うモノを・・・・




通称、テレビジョンカットというブラウン管テレビのようなカッティングと、フレームの厚みが特徴的なモデルです。

現在使用しているメガネはこれからも大切にしたいですが、作家活動をしていくためにアイコンになるような強烈なメガネがあっても良いと考えていました。

このメーカーは以前より大変興味のあったブランドです。奇抜でボリュームのある形と繊細で絶妙なカラーに惚れ惚れしていました。

作り手として広く世の中に認識される、されないに関係なく、一本一本手作りで心を込めて作る職人さん達。「私が・・」という事を強く主張するアーティストたちとは異なる視点で生きているであろうメガネ職人さん達には頭が下がります。

「我を貫こうとする自分を大切にしながらも、戒めとして、対極にある職人的な創作物を身につけていたい」という想いから、これからも良いメガネと出会い続けたいと考えています。

2013年5月19日日曜日

​何を残せるか、どれだけ残せるか・・・



私が己の文字を刻み記すのは、思考の過程にある〈目的の尊厳〉を、誰よりも求め続けるからだV(部分)
2012

21×19.5×19.5cm 
Photo:MATSUBARA Yutaka


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きている間に何を残せるか、どれだけ作品を残せるのかと、最近、よく考えています。

明日どうなるかもわからない中、馬鹿みたいに明るいものは絶対に残したくないことは確かなようです。

今、とある作品群と平行してΟΡΓΑΝΟΝ(オルガノン)シリーズの作品をほんの少し作っています。
http://www.akio-ishiyama.net/#!works3/c1ksw

このシリーズの作品群には、他者には明かす必要のない私的な哲学や日常の記録が、自ら考案した自らの文字で記されていますが、やがてこの文字が解読されることも想定して作ってもいます。

こちらは、気分転換??に制作中の犬です。























まだまだ、作り足りません。作品は増え続けていますが、今は秘密にしておきます。








2013年4月22日月曜日

制作日記(2013/04/22)






イライラとワクワクのないまぜのような、心地よい緊張感が毎日続いております。

最近、「制作そのものが一種の修行??」ともとれるような日々を送っています。僅か数週間で想像以上の疲労が蓄積してきました。自分にとっては、最も大きな挑戦になると予感しております。

心配した家族から体に良さげな物がいくつか送られてきました。有り難いです。
















冷蔵庫には亡くなった祖父が漬けた自家製の梅干しが残ってます。
こちらは、噛み締めるように少しずつ消費していっています。

果たして、完成するのだろうか・・・・

不安は拭いきれませんが、少しずつ長期戦への準備が整ってきました。




最初は誰も読んでいなかったブログですが、アクセスが少しだけ増えてきました。ありがとうございます。
アメリカからの閲覧が増えているのが不思議です。

土地蔵より、多謝の図ですww



































土地蔵
2013
Installation view
Photo:MATSUBARA Yutaka




2013年4月5日金曜日

ホームページ







































私が己の身時を刻み記すのは、思考の過程にある〈目的の尊厳〉を、誰よりも求め続けるからだIII
2012
陶土
24.2 ×20.5×20.5cm
Photo MATSUBAYA Yutaka



ホームページ作りました。しばらくはこちらのサイトにて作品画像等をアップしていく予定です。

「Google Chrome」「Firefox」「Internet Explorer (IE9以降)」及び「Safari」の、HTML5をサポートしているバージョンに対応しております。それ以前のバージョンでは背景色の白が黒く表示されたりと、正常な状態で表示されない可能性が高いです。

http://www.akio-ishiyama.net/

2013年3月19日火曜日

土地蔵

土地蔵(拾柒) 2013/陶土/13.5×7.8×8.7cm      
 Photo : MATSUBARA Yutaka



私は特定の宗教を信仰しているわけではありません。

しかし、何らかの崇高な存在、目に見えない対象を多くの人間が信じているという根拠は一体なんであるのかという事に強い興味を抱き続けています。

危機感と閉塞感を抱く毎日の中で、気がつくと目を閉じ、手を合わせ、祈るように生きている自己が確かに存在するという事を最近になって自覚しました。

私の精神と肉体は、自覚や知覚を通して、崇高なる存在が何であるかという実体はつかんでいないものの、無神論者ではないのだと思います。

多くの日本人が崇める地蔵を、〈確かなようで不確かな信仰心〉を持った自分が表現したらどうなるか、何気ない動作によって生まれた現象を記憶してしまう〈土〉という物質で表現したらどうなるか・・・・

答えは、祈りを秘めた創作の中にあると信じています。





















土地蔵(壱)2013 /陶土/16×9.5×12cm(Detail) 
Photo:MATSUBARA Yutaka