2016年3月30日水曜日

偉大な創造者






休憩や寝る前に、過去読んだ本を読み返しています。


今、読んでいるのは外尾悦郎の『ガウディの伝言』。日本人でありながら、現在、サグラダ・ファミリアの主任彫刻家として現場を指揮してる方が書いた本。たぶん、高1前後に読んだ本です。


これを読むと、創造的なことに関わるほぼ全ての人間はガウディに対し、猛烈な嫉妬心を抱くと共に、絶望的な敗北感を味わうはず。


しかし、創造者自らが死んだ後にも、未来に影響を及ぼし、何かを創造し続けてしまうということが、これほどまでにドラマチックで高揚することなのかと実感させてくれる本です。


ピカソがバルセロナの街を描くとき、ガウディの建造物だけ描かなかったこと、ガウディ建築に衝撃を受けたコルビジェがガウディを酷評した30年後に、大絶賛する文章を書いたなど、面白いエピソードも満載(笑)。


http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%83%87%E3%82%A3%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%A8%80-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%A4%96%E5%B0%BE-%E6%82%A6%E9%83%8E/dp/4334033644





おまけ

↓兄、浩達のエイリアンビジョンより。


0 件のコメント:

コメントを投稿