2013年3月19日火曜日

GEISAI#16


(この文章は前ブログにて2012年4月8日に投稿した文章の一部を修正・加筆したものです。)




 




































2012年3月30日から4月1日まで、東京に行ってきました。主には「GEISAI#16」の展示のためです。上の写真は出品作メインの「3,1087mm」です。制作に使用したワイヤーの長さを表しています。




3月30日。展示日前日はアートフェア東京に行きました。以前、一度だけ行った事があるのですが、今回は「PROJECTS」ブースが展示ホールへと移動し、全てのギャラリーが同じ会場内で観れたことが有り難かったです。


 3月31日。搬入スタート


 










 

展示ほぼ完了。



  
GEISAI#16会場 東京流通センター第二展示場

 



















 

4月1日。下の写真は開場前のものです。当日も来場がスタートするまで準備時間があります。この後、沢山の来場者の方々にお越し頂き、会場内は賑わってました。

















 
 
今回、いろいろな方々から貴重なご意見をいただいたり、イ・ブル展やアートフェア東京へ行った事も含めて、いろいろな事を感じ、学んだ事が良かったです。未熟であればあるほど、早ければ早いほど、批評していただくという経験は貴重なものだと思います。とても勉強になりました。本当にありがとうございました。

ただ一つ残念だった事は、ほぼ全ての出品者が良識あるマナーとルールを守る中、会場内の自分のブースにて表現が完結していなかった方がいた事です。

一方向の展示プレゼンが条件だったのに、ブース内の裏面も活用した文字の看板を設置し、結果的に裏側の人のブースの展示と一体化。他者の世界観を穢しながら、自分は会場内を歩き回ってパフォーマンスをする等、その手の方々が数名いました。

また、私のブース内に侵入しながら、自身の作品のプレゼンをする方も一名いらっしゃいました。

ブース内は〈聖域〉です。自分のブース内の活用方法は各々の自由だとしても、他者の表現スペースに侵食することは許されるべきことではないはずです。

誰にも表現をする権利はある。たとえ自己満足であったとしても・・・・・。しかし、他者を尊重出来ない人は公的な場で発表する社会的権利がないと私は考えています。ブース内に侵入した方に関しては後半にはご理解いただいたので良かったですが・・・・・

いや、やっぱり良くはないです。ただ、理解が得られないよりは「マシ」だと思います。

「陶芸やっていながら何故針金?」といった率直な疑問を持った方も、もしかしたら多いのかもしれませんが、これから試していきたい素材や手法は幾つかあり、それらが今後、網の目のように交錯してくるかと思います。

今まで作ってきたものは、これから作るモノの実験。これから作るモノはその先の実験。

これからの方が面白くなるはずです。
 
最後に今回の搬入や運転等で大きな活躍をしたカングー(車)と父に感謝です。

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