(この投稿文は前ブログにて201年05月14日に投稿したものです。)
「あれ、こんないい作品あったっけ?」
もちろん、実物と図録で観るのは、誤差はあるものの、その時の気分や体調で向き合い方が違い、感度に大きな差が生じるのだと思います。
考えてもみれば、通常、作者はその作品一つに膨大な制作時間や思考を投じ、多大な労力をかけていて、鑑賞者がそれと向き合うことは容易なことではないのだと思います。鑑賞者が一つの作品を観る時間は、それほど長くはない。大きな会場だった場合、一分立ち止まってくれたら、丁寧な方だと思います。
その鑑賞者から、今までには無い視点を得て、大きな財産を得ることはある筈ですが、やはり、作っている本人が自身の創作に対しての一番の理解者であるべきだと私は感じています。
展覧会へ行ったら、好き嫌いや内容に関係なく、必ず図録は買うようにしています。しばらくして、図録でもう一度チェックしてみると、ショックを受ける事があります。
「あれ、こんないい作品あったっけ?」
中には、展示には無かった作品がプラスとして掲載されている図録もありますが、実物を観ながらも、明らかに見落としていたモノに気がつくことがあるのです。
私の場合、展覧会で会場内を回るのに二時間ぐらいが平均です。三時間を超える場合、けっこう疲れます。一巡目で全体を一通りチェックしながら、二巡目、場合によっては三巡目でもう一度気になったものを観るといった感じです。
もちろん、実物と図録で観るのは、誤差はあるものの、その時の気分や体調で向き合い方が違い、感度に大きな差が生じるのだと思います。
考えてもみれば、通常、作者はその作品一つに膨大な制作時間や思考を投じ、多大な労力をかけていて、鑑賞者がそれと向き合うことは容易なことではないのだと思います。鑑賞者が一つの作品を観る時間は、それほど長くはない。大きな会場だった場合、一分立ち止まってくれたら、丁寧な方だと思います。
その鑑賞者から、今までには無い視点を得て、大きな財産を得ることはある筈ですが、やはり、作っている本人が自身の創作に対しての一番の理解者であるべきだと私は感じています。
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